二度と立ち上がれない恐怖の畳間

▲高槻市Fさんの家　おしりに根が生える畳間リビング

吉永建築デザインスタジオ発行のフリーペーパー｢けんちく通信｣の取材で、
以前手がけたマンションリフォームFさんの家を訪問しました。

Fさんご夫婦の協力でとてもいい取材ができました。
ご自宅での生活をとても楽しんでらっしゃる様子が
びんびんと伝わってきました。とてもうれしいことです。



Fさんのお宅も完成して4年がたち
カラマツの無垢フローリングが実にいい飴色になってきました。

一度座るとあまりの心地よさに二度と立ち上がれない恐怖の畳間も健在。
インタビュアーをしてもらった狩野さんも

“これは立ち上がれませんわぁ～”

と音を上げていました。ハハハ。

自然素材の家の住み心地、住まい手の生の声

▲一度座るとおしりに根が生えるという恐怖の畳間▼

マンションリフォーム｢高槻市Fさんの家」の建て主様が来所。
最近の住み心地を聞いてみました。

至極快適にお過ごしとのことでしたが
唐松フローリングのヤニに困ったり、
無農薬畳に虫がわいたりと自然素材ならではの問題があるとのこと。

建て主さんの竣工後の生の声はとてもためになります。
今後の参考にします。

「でも、まぁそんなもんだから」
と、楽しくお住まいのようです。
その言葉もまたうれしい。

引き渡し

前日に最終チェックを行い、現場はFさんに引き渡されました。



引越のお祝いにランの鉢植えを贈りました。

さて、設計者もうらやむ快適なこの空間で
どのような生活がおくられることでしょうか。楽しみです。

施主検査

最終の施主検査を行いました。



特に問題はなく。
少しの手直しの後、施主に引き渡されます。

エアコン取付

エアコンを取り付けています。

施主検査その１

給湯器と鏡がまだついていないのですが
完成している箇所を対照に施主立会のもと検査を行いました。

“目の上のたんこぶ”だった天井の出っ張りはご覧のとおり
照明器具に変身しております。

after

　　　　　　　　　　　　　　　　　↑

before

清掃作業

明日の施主検査に向けて清掃をしています。

建具取付、塗装工事

建具を取り付け作業と塗装作業が進められています。

ユニットバス搬入

ユニットバスの組み立てが始まりました。

キッチンタイル張り替え

キッチンのタイルを張り替えます。

内装造作、壁塗装

天井を張っています。

天井照明配線のために5センチほど天井面を下げています。

塗装も随時進めています。

内装造作、壁塗装下地、照明検討

内装の造作作業が進んでいます。
そして壁下地が張られたところから塗装の下地の作業が進められています。

リビングの天井出っ張りを利用して照明にする予定です。
実物大の模型で大きさや形状を検討しました。

壁試し塗り

壁と天井の使用する塗装、
ビーナスコートの試し塗りを行いました。



塗り加減によって表情が変わるので
仕上がりの確認と職人さんの練習を兼ねておこないました。

ちなみに職人さんは私の自邸を手掛けた方です。
あつかいに慣れてきたのか、きめの細かい仕上がりとなりました。

壁下地作業中

壁の下地が進んでいます。

ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞ張り作業中

洋室のフローリングがほぼ張り終わりました。

壁下地作業完了、ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞ張り作業開始

和室の壁下地作業が完了しました。

洋室ではフローリングを張る作業が始まりました

床遮音完了、壁下地作業開始

フローリング床の遮音下地が完了しました。



他の部屋では壁の下地を張る作業が始まっています。

床遮音下地、謎の突起

床仕上げの下地の施工作業中。



フローリングそのままでは音が下に響く可能性があるため
遮音性のあるボードを一枚その下に敷いています。

この部屋には一箇所天井が下がっている箇所があります。
この上の部屋に茶道の釜があるためこうなっているのですが、
このままではうっとうしいのであるものに再利用する予定です。

それに向けて左官で表面をきれいに仕上げています。
何に化けるかお楽しみに。

設備配管

給水管の漏水箇所は管を変えて補修しました。念のためその箇所には点検口をつける予定です。

壁解体完了、次は下地入れ

手を入れる箇所の壁、床は解体完了。

次に壁、床の下地となる材を取り付けていきます。

壁解体作業

解体予定箇所が半分ほど撤去されました

21日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
23日


壁を剥がしてみると思わぬところに配管や鉄骨が通っていました。
幸い計画に支障はありませんが、リフォーム工事はいつもヒヤヒヤさせられます。

工事開始！

F邸マンションリフォーム、今日着工です。

まずは水道管の調査から。
事前の調査から室内の水道管のどこかから
水が漏れているらしいことがわかっていたので、
場所の特定と補修のため床を剥がしていきました。

難しいのは水道管が床下のどこを通っているかわかる
資料が全くないということ。一応、図面はあるのですが
明らかにそれと違うルートを水道管が通っているので役に立ちません。



誤って水道やガス管を破ってしまわないように注意しながらの作業でした。